ホームテクト佐藤では、カラマツの一層の利用と当社で住宅を建てたOBの皆さんの交流のために、年に2回程度「カラマツ通信」という読み物を作成しています。
このページでは、その一部をご紹介しています。
創刊号 2006年4月28日発行
創刊にあたって
長い冬が終わり春の足音がすぐ近くに感じられる季節になりました。皆様方におかれましては益々御健勝の事と思います。
さてこの度『カラマツ通信』なる物を定期的に刊行してOBのお客様、また未来のお客様の方に情報を発信し、かつ親睦を深めたいと考えています。
会社も早いもので十勝の風土に根ざした暖かい家造りを目指し13年経ちました。
この間皆様方には色々とお世話になりありがとうございます。
当時まだ小さかった我家の3人の子供達も大きくなり、皆それぞれの道を歩んでいます。
会社のスタッフもやる気のある人が集まっており、今後益々、今以上に質の良い住宅を提供できる事と確信しております。
8年程前から十勝の代表樹とも言えるカラマツ材にチャレンジしてまいりました。
そして色々な事を考えさせられました。今の殺伐とした社会や、利便性や、利益のみ追求しがちな文化は、自然と乖離してきた結果が生み出したものと思われます。
文化とか文明は自然と共存して初めて成し得るものだと思います。
石油製品だらけの社会からは本当の文化は生まれません。
20世紀は戦争と自然破壊の世紀でした。これからは私達の子供のため、子孫のため、地球のため、自然と共存する社会を目指さなければなりません。
そのため我々の出来る事は身近な事から変えて行かないとだめです。ゴミの事、生活習慣の見直し、山の事、家造りの事とか。
カラマツで家を建てることはそういう意味では最高に環境に貢献する事です。
建設に使った分ちゃんと植林して炭酸ガスを固定し、山を活性化させ、雇用を創出し、お金が地元で循環する事になります。
かつて十勝は豆と一緒に木材の大生産地だった所です。
古い家は板張りの家が多く50年60年経っても板は意外としっかりしています。
古い板張りの建物には、十勝の原風景がある様に思います。
そういう木の文化を大事にして行きたいと思います。
‘70年代に入ってハウスメーカーが台頭して、全国に同じ家が建ち始め地域性が無くなり、地方が切り捨ての時代になってしまいました。
カラマツは戦後の荒廃した山に拡大政策によりたくさん植林されました。
炭鉱の鉱木とか足場丸太、電柱とか需要が多くありました。
価格も今より高くて、10年も経ったらハワイに行けるという話もあったような・・・・・・・・?
しかし今は外材が安く入るしパルプも安く、炭鉱はもうないし、電柱はコンクリートだし、足場は鉄だし、住宅には使えると思ってないしで、八方ふさがり状態の中で、10年くらい前から高温乾燥で活路が開けてきました。
しかし未だに生産量の数%でしかありません。
十勝には8万9千町のカラマツの山があるのです。
全道の30数%を占めています。
カラマツの木目はきれいだからなるべく見せて使いたい。
そうすると木のもつ吸湿放湿、いやな匂いを吸ったり、又有毒なガスを吸ったり、吸音をしたり、木目はモーツアルトとの音楽と同じ1/fゆらぎであったり、何よりも近くで取れる木だから運搬にエネルギーを多く使わないし、住む人が健康になって、山が豊かになって、皆が良くなっていけたらうれしいですね。
カラマツ通信ガンバッテ続けたいと思います。
応援よろしくお願いします。
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